就職のシーズンが始まると、面接は間違いなく通る道ですよね。でも、大学生にとっては面接なんて仰々しいものはやった事がない人がほとんどのはずです。そんな学生の皆さんに、面接をする際に心得として持っていた方が良い5か条を授けたいと思います。是非参考にしてみて下さい。
目次
1. 嘘をつかずに正直に答える事
就職になると、大学生の多くが間違ってやってしまうのが自分より大きく見せるために嘘をついてしまう事です。
社会人の採用担当者ともなれば、嘘をついているかついていないかは会話の中で感じ取ってしまいます。例えば、あなたがついた嘘をきっかけとして、その嘘を実行した時にどんな苦労があったのか、どんな喜びがあったのかなど事細かに聞いてきます。そうすると、綻びが見えてしまうので、結果として「あぁ、この人は嘘をついて自分を大きく見せているんだな」という印象をもち、その嘘がきっかけで自分の評価をマイナスにしてしまう事があります。だからこそ、等身大の自分で面接にぶつかるべきです。
2. 会社のホームページから今どんな事に会社が注力しているか感じ取ろう
会社の公式ホームページには参考になる情報が盛りだくさんです。はっきり言って、様々な人がその会社のホームページを見るのですから、良い状態に企業はしておきたいと考えています。だからこそ、自分たちは今こう言う事を生業にしていて、こんな成果が出ていますよ、とありのままの姿を伝えてくれています。難解な事なんてほとんどありません。一度ホームページの事業内容をみて、自分がその事業をやった時にどんな事が出来るのだろうとイメージを膨らませてみて下さい。そうすれば、企業に対する質問事項も沢山出てくるものです。これが企業研究と言う言葉に繋がるきっかけになりますね。
3. 一生懸命仕事に取り組む姿勢を見せよう
仕事ははっきり言えば向き不向きがあります。でも、皆さんはまだ社会に出た事がない新卒の学生なんです。だからこそ、どんな仕事にも染まっていく事が出来る超優良な人物である事を忘れないようにしましょう。
では、向き不向きが分からない人を採用の担当者はどうやって評価してくるのでしょうか。それは、仕事を一生懸命にしてくれるかどうかです。成果を出してくれる人が企業は欲しいわけですが、どうやって不器用な人が成果を出すようになるのか。部活動でもなんでもそうですが、最初はやる気だけしかないようなものです。真面目に仕事に取り組み、一生懸命な姿勢があれば、成果は後からついてきます。そう言う意味では、何事にも一生懸命挑戦できる姿勢を持っている事を伝えられるといいですね。
4. 喋る事を暗記しようと思うな
学生の多くは決めてきた事を話そうと思っています。最初から考えていた事を話せばそれなりに話が出来ると思っているからです。でも、採用担当者はそう考えていません。いつも通りのあなたを評価したいからです。そうなってくると、採用担当者はどのように話をしてくるのか。それは、いつものあなたを引き出す質問をしてくるのです。
つまり、最初から全て覚えてきた事を話そうと思わず、聞かれた事に正直に答えるのが一番の正解となります。嘘をつかず、自分が思った事をありのまま恐れずに伝える事こそ、内定の近道なのかもしれませんね。
5. 将来のイメージを持とう
昔から言われている事ですが、自分が将来どうなって行きたいのか。これは非常に大切な事です。会社の目指している方向と、個人が目指している方向が違っていれば、自ずと決裂の道を歩んでしまいます。逆に言えば、同じ方向を見ているのであれば、企業と個人はお互いが幸せになれるのです。だからこそ、会社はどっちを向いていて、自分はどっちに歩いて行きたいのか、それを照らし合わせるように面接の前までに気持ちを整理しておく事が必要です。
どうでしょうか。難しいように聞こえましたか?
でも、正直これくらいを受け止められないと面接を突破する事は難しいです。だからこそ、上記の5か条だけでも心に止めて、努力してみて下さい!