スタッフブリッジのビジネスモデルを調査

※当記事はアフィリエイト等を目的として、取材費の提供を受けた上で記事を掲載しています。

株式会社スタッフブリッジについて

株式会社スタッフブリッジは、アパレル業界に特化したiT人材サービスの提供を行なっています。

同社の掲げるキーワードは「労働を感動へ」です。

派遣スタッフにとってメリットがあること、クライアントにとって付加価値があること、働く社員にとって誇りと自信がもて楽しいこと、この3つを実現させる取り組みを推進しています。

働くことは生活の対極としてではなく、その一部として存在しており、何のために事業をしているのかといえば、一人でも多くの人へ働くことの喜びや感動を提供することに尽きるということです。

また、スタッフブリッジは誰もが知っているような有名アパレルブランド企業とも取引があり、これまでの支援実績は3,600社以上となっています。

顧客ロイヤルティの追求によって、派遣先のアパレルブランドとパートナーシップを築くことで、圧倒的なシェアを実現しファッション業界のプラットフォームへと成長しています。

スタッフブリッジに在籍するメンバーの特徴

スタッフブリッジは、アパレル業界に特化した人材サービスを展開しているため、アパレル業界で活躍したいという思いを持って登録する求職者の方が多く見られますが、中でも20代の女性が非常に多くなっています。

それに伴いスタッフブリッジの社員も20代が多く、さらには役員でも30代という非常に若いメンバーが揃っています。

また、女性社員の割合が非常に高いのも特徴の一つであり、社員の6割以上が女性です。

これだけ女性が多く活躍している理由は主に3つです。

1、メンバー同士の結束が固いこと!
仕事中はお互いを刺激しあい、仕事が終わると一緒に遊びに行ったりとメリハリを持って働いています。

2、働き方改革を推進!
人材会社には『残業が多くて帰りが遅い』というイメージを持たれる方も多くいらっしゃいます。
しかし、スタッフブリッジでは『定時内で集中して効率よく仕事を終えることができるか』に全社をあげて取り組んでいます。

3、出産・子育てを応援!
安心して出産を迎えてもらうための、産前後休暇。
出産後の子供との時間を大切にしてもらうための産休。
そして子育てと仕事を両立できる時短制度など、女性が長く安心して働いてもらえる仕組みを構築しています。
現在も育児休暇中のスタッフがおり、出産後の復帰率も非常に高くなっています。

スタッフブリッジの主な仕事内容

人材ビジネスの営業は、一般的な営業職とは異なっています。

クライアントのサポートは当然ですが、ファッション業界で働きたいスタッフをフォローするという大事な役割があります。

『スタッフのことを思いやり、どうしたら喜んでくれるか?』を常に考え、悩んでいるスタッフがいれば、すぐに店舗へ駆けつけて悩み相談やアドバイスをします。営業というよりも『人事職』というイメージの方が強いかもしれません。

スタッフフォローのため、外出することも多いのですが、スタッフブリッジでは営業が外出先の空き時間でも仕事ができるよう最新のシステムやデバイスを貸与してくれます。

外出先で仕事を終えられるため、オフィスに戻って残務処理をしないといけない。という効率の悪い働き方をしなくてすむのがスタッフブリッジの特徴です。

スタッフブリッジのサービス「TWC」

TWCはTGCとコラボして2014年に誕生したファッション業界に特化した求人サイトです。

保有する情報の量とクオリティー、そしてデザインに徹底的にこだわった求人サイトであり、F1層の12万人と1,200ブランドが参加するファッション業界トップクラスのプラットフォームへと成長しています。

スタッフブリッジの事業を紹介

人材派遣事業

8年連続120%を超える成長率で派遣人数は6,000人を突破しています。

紹介までのリードタイムの短縮、フォローの徹底、地域No.1の待遇など、真似したくても真似のできない戦略で圧倒的なシェアを実現しています。

転職支援事業

2010年より人材派遣とのハイブリッド戦略として人材紹介事業である転職支援をスタートさせています。

多くの派遣先から依頼を受け、今では年間600件を超えるアパレルブランドと人の出会いを成立させています。

求人サイト運営事業

先述のとおり、スタッフブリッジが運営する求人サイト「TWC」の運営です。

販売代行事業

スタッフブリッジの社員だけで店舗を運営する販売代行事業。

セレクトからラグジュアリーまで100店舗を運営しています。販売代行を提供するストア事業部では社員700人が活躍しています。

スタッフブリッジが持つ文化

スタッフブリッジには大切にしている文化があります。全てはご紹介できませんが、特徴的な3つを紹介いたします。

顧客ロイヤルティの追求と進化

スタッフブリッジは2005年に創業し人材派遣からスタートしています。

不況だった当時は業界が未熟だったこともあり、世の中に必要とはされているのに人材派遣へのイメージはネガティブなものだったのではないでしょうか。

そこでスタッフブリッジは「直接雇用よりも高い待遇を提供する」「現契約が終わっても継続して派遣先を提供する」を実現させるために、圧倒的なシェアを確保することで派遣先を担保し、そこで得た利益をスタッフに還元する薄利多売のサイクルを実行しました。

このロジックを基盤とした上で、業界では他に例を見ないほど、スタッフのフォローを大切にしています。

入社初日は同伴でお店にいく、月に1回は必ずフォロー面談を行う、メッセージチャットでいつでも相談に乗るなど、やろうと思えば誰でもできることだが、どこも出来ていないことを全力でやってきました。

スタッフブリッジが提供しているのは人であるからこそ、スタッフを大切にしているのです。

そして、人材サービス会社が存在している最大の理由は、直接雇用では得ることのできないフォローとマッチングにあります。

初心を忘れることなく、期待を超える顧客体験によってロイヤルティを生み出すことを追求し進化させていく姿勢がスタッフブリッジにはあります。

明確な人事制度

人事制度で会社のあり方は決まります。

属人的な要素を排除しミッションや実力に応じてグレード(役職)を決定する「ミッション定義」。

グレード・領域別にミッションを担うために必要な能力を評価し給与に直結する「コア能力評価」。

定量的な数値目標に対する達成度を評価し賞与に直結する「貢献度評価」。

この3つがセットになった人事考課を半期ごとにリセットして行っています。

年功序列や入社歴など一切関係なく、「仕事に対して報酬を支払う」というシンプルな人事制度があることによって、「自分が何をするべきなのか?どうやったら評価されるのか?」が分かりやすくなっているのです。

戦わずして勝つデザイン

スタッフブリッジは「デザイン」を最も重要なファクターとしてビジネスの中心に置いています。

オフィスのインテリア、ホームページやアプリ、パンフレットはもちろん、スタッフのレジュメや名刺に至るまで徹底的に拘り、一貫したアイデンティティを適用しています。

派遣スタッフやクライアントは、見た瞬間から同業他社との違いを感じ、ファッション業界で働くパートナーとして信頼してもらえるのです。

また、社員にとっても日々使うシステムや営業数値のデザインが最適化されていると生産性が上がり、高いパフォーマンスを発揮できると考えています。

スタッフブリッジの会社概要

会社名 株式会社 スタッフブリッジ
事業内容 ファッション業界に特化したiT人材サービスの提供
設立 2005年8月24日
資本金 5,000万円
役員
代表取締役 川島勝士
常務取締役 北村哲司
取締役   伊藤洋介
取締役   辻村貴之
所在地

東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー16F