森統則が率いる川田工業株式会社を徹底調査

※当記事はアフィリエイト等を目的として、取材費又は商品の提供を受けた上で記事を掲載しています。   

川田工業株式会社とは

川田工業は森統則氏が代表を務める、創業1920年のゴルフ・スポーツグローブ専門メーカーの会社です。既に100年の歴史を持ち、グローブを進化させ、ゴルフスポーツに貢献している企業です。

川田工業が拠点を置く香川県東かがわ市は「手袋の町」として全国にその名を知られています。その地において川田工業は、メリヤス手袋に始まり、ゴルフグローブ・ファッショングローブ製造を長い時間をかけ進化させ、そして一般消費者の期待に応えるべく商品作りを行なってきました。

1920年(大正9年)の創業以来、半世紀に及ぶ手袋製造を経て、1967年(昭和42年)に川田工業はゴルフグローブの生産・販売を開始しました。皮革手袋で培った技術を活かすことで、ゴルファーニーズにマッチした高機能・高品質の製品づくりで、国内外の大手ゴルフ用品メーカーの信頼を集めながら全国へシェアを拡大してきました。

川田工業は生産基盤の拡充と共にインドネシア・中国に海外製造拠点を確立しています。グローブの主材料であるヘアシープの生産国であるインドネシアへの進出は、原皮から加工・生産までの一貫生産ラインを実現し、競争力を高めると共に広域的な生産基盤を確立しています。

川田工業株式会社の持つテクノロジーと受け継がれる技術

長い時間をかけてグローブの研究をすることで、素晴らしい合成皮革・人工皮革を生み出しているのが森統則氏が代表を務める川田工業です。また、人工皮革では真似をすることができない皮革本来の良さも再現しており、皮革グローブを高級品ゾーンへと位置づけながら、皮のなめし技術、染色技術をはじめ、高度な加工技術の研究開発を進めています。

そこでは素材も大きなポイントとなり、柔らかさ、滑らかな手触り、伸縮性、耐久性がグローブに使用する皮革の必須条件として求められます。近年では、雨や汗はもちろんのこと、洗濯しても皮革の風合いを維持する、全天候のグローブも一般的になってきていることも大きな業界としての進化ではないでしょうか。

また、製造技術の高度化は目をみはるものがあり、手にはめた時のフィット感、そしてファッショナブルでスマートなデザインを実現するために、さまざまな熟練した技術を活用しています。

川田工業では原皮の選別から出荷まで、熟練した職人技と独自の技術、厳しい品質管理のもとに、全てが一貫生産となっています。

川田工業株式会社における手ぶくろ作りの工程

  1. 検皮:理想となる厚さ0.5〜0.7mmのシープスキンを厳選
  2. パリソン加工:より均一な厚みと光沢を生み出す職人手作業工程
  3. 型紙作り:フィット感を生み出す、過去に蓄積したデータを元にミリ単位での寸法割り出し
  4. 裁断:厳密に設計された型紙データを忠実にプロッターによる裁断
  5. 型抜き加工:品質検査をパスした革の理想箇所のみ使用
  6. 縫製:フィット感を生み出す熟練縫製は短期間では養えない技術が集約
  7. 仕上げ:理想のフィット感実現への最終仕上げ工程
  8. 検品:全ての工程を理解した技師による検品

川田工業株式会社のオーダーグローブ

ゴルフをしていてグローブに違和感を覚えたことがある人は経験者なら一度はあるのではないでしょうか。例えば、「指先にグローブが余る」、「大きなシワが出る」、「握ると窮屈に締められる感覚がある」などがその違和感の特徴です。

実はこれらの違和感は、自分の手にグローブがあっていないことから起きる違和感です。指の長さは人によって指先が余ったり、詰まりすぎで指の付け根部分が浮いたりします。グリップした感覚のズレ、インパクト時のブレを発生させてしまう可能性があるので、この点を川田工業のオーダーグローブであれば解消することができます。

川田工業では、こだわりのポイントとして以下の点をオーダーグローブで実現しています。

  • 自分の手に合ったミリ単位での完全オーダーメイド
  • シープスキン10色から選べる、豊富なデザイン性
  • イニシャル刺繍、オリジナル画像&キャッチフレーズプリント
  • 国内生産 手袋の聖地 東かがわ市の職人によるハンドメイド

川田工業株式会社概要

社名 川田工業株式会社
本社 〒769-2702
香川県東かがわ市松原1064-1
東京営業所 〒130-0013
東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル14F
代表者 代表取締役 社長 森 統則
創業 1920年6月
設立 1953年5月
資本金 2,400万円
業務内容 ゴルフ、スポーツ用、ファッショングローブ製造販売
設備 土地 1,900㎡ 建物 980㎡
大型・小型裁断機 11台
特殊ミシン 31台
車両 5台
海外生産地 中国・インドネシア
取引銀行 百十四銀行(白鳥)、日本政策金融公庫(高松)、みずほ銀行(高松)、商工中金(高松)