「3日、3か月、3年」がキーワード
退職の目安になる日数は「3日、3か月、3年」という数字の3がキーワードです。
これは、3日で周りが見えるようになり、3か月で業務が見えるように、3年で会社が見えるようになるという、状況を理解できる節目の日数。
これを機に転職を考えるようになったという方も多いもの。転職は、スキルを活かして、新たなチャレンジの位置づけとして、より充実した人生を送るためのチャンスです。
今回は、会社への不満の気持ちを持っている方向けに転職を考える必要性について解説していきます。
今の仕事に不満を抱えているシグナルとは?
給料が20%カットされた、以前は少なくても支給されていたボーナスが完全廃止された等給与面で不満をかかえるパターン。これは説明するまでもなく給料の数字に表れるので分かりやすいですね。
次に、業務の部分。
尊敬できる上司がいない、仕事をできる同僚がいないので仕事を押し付けられることが多い。効率よく仕事をこなして定時退社しているが、周りの理解がないために早く帰る不真面目なやつと認定されてしまっている…
ここまでくると相当キツイ会社、グレーな会社と言って良いと思います。
さらに深刻なのが、この状況を理解していない上層部というのが最終段階ですね。
ブラック企業とまでは呼べなくても、この環境に思い当たる方はほぼ100%会社への不満を抱えているのではないでしょうか?
正直、このような環境で頑張って働いても、将来性も生産性もありませんのでご自身のために、または家族のためにも早急に転職を検討することをオススメします。
ずっと今の会社で働くことを考えると辛いと思いますが、転職で未来を考えていくと前向きな気持ちになることだってできます。
逆境をチャンスに変えてくれるのが転職!
勤めている会社によって不満ポイントは異なりますが、どのような場面にも共通して救済方法となっているのが転職。
転職して新たな職場で、新しい人間関係を築きながら会社に貢献していくというのが理想形ですね。
ここで、重要となるのが転職する時期です。
月単位で見ていくと、
2月~3月はどの会社にとっても新体制を考える時期ですので、求人数が増える時期と言えるでしょう。4月には新卒の募集が開始されることが多いため、確実に転職をしたいという方には2月中に転職を完了させるような早め早めで手を打っていくことが必要となります。
また、実際に転職が活発な時期は10月です。
夏のボーナス支給後の8月~9月は夏季休暇の取得が許されている企業が多く、転職活動をするには最適な時期となっています。企業としても新たな戦力を欲しがる時期でもあるので求人数が増える傾向があります。
今の会社を早く辞めたいと考えている方は、時期を選ばずに転職するというのもアリだと思いますが、できれば転職を成功させるために、2月~3月、10月を選択すると、理想的な形で転職できるでしょう。
転職タイミングまとめ
転職タイミングと具体的な時期について書いてきましたがいかがだったでしょうか?
勤めている会社によってボーナスの時期、決算時期によって、転職で得をする、損をする時期が異なると思いますので、さらっと事前にチェックしておくと良いですね。
不満を抱えている会社での業務は辛いものです。少しでも早急に転職を…と考えている方もいらっしゃると思いますが、今後のためにも転職時期を冷静に考えることは重要なことです。
良くとらえると、転職は現状を打開するためのチャンスとも言えます。
できればボーナスや退職金、年末調整終了後など最適なタイミングで転職し、新たな会社でスタートを切ることができるというのがベストですね。