40代の転職で成功を掴む!

転職成功




年齢とともに、転職は厳しくなるのが一般的ですが、実際のところ、転職の現状はどうなのでしょうか?

40代になると、正社員の求人数も格段に少なくなってきます。ここでは、40代にスポットをあて、転職の現状や転職の成功の秘訣についてお伝えします。

40代の転職事情

高い専門性や豊富な実績がある方以外は、40代での転職には厳しい現実があるようです。企業側としては、仕事の能力が同じくらいであれば、給与などの条件では、20、30代の方が採用しやすく、また適応力やこれからの可能性があると考えるからです。

一方で即戦力として、40代を採用したいと考える企業も少数ですがあります。たとえば、立ち上げて間もない企業や中小企業は、すぐに活躍できる実行力のある人材を求める傾向があります

ちなみに、35歳から54歳までを対象とした調査では、保安や建設などの職種の有効求人倍率が高く、事務や運搬などの職種は有効求人倍率の低い結果となっています。

40代の転職、成功の秘訣は?

40代での転職を成功に導く秘訣をご紹介していきたいと思います。

1.複数の情報源から探す

40代の転職の場合、求人自体が見つからない、探せないという場合が多いようです。特に、管理職の求人などは、なかなか見つからず、途方にくれる人が多く見られます。

40代の人が転職先を探すときに一番大切なことは、ひとつの方法だけに限定しないことです。「自分で探せば何か見つかる」と安易に考えるのは禁物。何十社という会社をまわっても、深夜までインターネットで検索しても、自分に合う職が見つかるケースはそれほどありません。

早く再就職したいのであれば、転職サイトはどんどん使いましょう。転職エージェントもできる限りたくさんのサイトに登録することをおすすめします。もちろん、ハローワークも利用しましょう。情報のアンテナをできるだけ広げておけば、何らかの情報をキャッチできるはずです。求人は日々動いています。確率をあげるためには、自分から見つかるかもしれない機会を失わないようにすることです。

2.応募先のニーズに合わせてアピール内容を絞り込む

40代からの転職者に良くみられるのは、自分の職歴や知識、経験を何から何まで漏らさないように書き込む傾向です。キャリアをアピールしたいのでしょうが、そういう応募書類では、何も相手に伝わらないどころか、敬遠されるでしょう。

大切なことは、応募先で役に立ちそうな知識や経験を持っていることです。応募先のニーズを的確に捉えて、ポイントを絞って売り込みましょう。企業が求める職務能力だけでなく、採用されたら活かせそうなプラスアルファの知識や経験、スキルなどを採用担当者にアピールすることです。そのためには、ホームページで企業情報などをしっかり確認してプラスアルファでアピールできる材料を見つけておくことです。

3.素直さと向上心をアピールする

一般的に年齢が高いほど、自分の経験や考え方に固執する傾向があります。転職活動では、そう思われないように、素直になって臨むことが大切です。自分の過去の実績を応募先で説明する際にも、自慢話に聞こえないように、終始、謙虚な姿勢で話しましょう。採用担当者の説明にも適宜、あいづちを打つ姿勢を見せるだけでも印象が違います。

新しいこともどんどん覚えていきたいというチャレンジ精神があるところもアピールするとよいでしょう。働く環境が変われば、経験が活かせる職場でも、新しく覚えなければならないことはいろいろあるはずです。新たな仕事への向上心も企業から求められます。

 

いかがでしたか?40代の転職事情はさまざまですが、20代、30代と違い、一人で仕事を探すのはハードルが高いです。人脈を活用したり、転職エージェントを利用したり、幅広い情報源に接することが大切です。