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転職のタイミングって…?
転職のタイミングはいつが良いのか。
いつ退職するべきか。
今の会社を続けるべきか。
転職を考え出すと、いろいろな考えが頭をよぎり、
気づけば数十年勤務していたなんてことも。
転職を考えだしたタイミングが転職のタイミングだと思います。
今や、様々な職業がありますし、ホワイトカラーだけが選択肢ではありません。
そこで、ホワイトカラーに疲れた方に、新しいジャンルの転職先をご紹介してみたいと思います。
ホワイトカラーに疲れた方へのオススメ転職先
ホワイトカラーといっても、営業から事務職など様々な仕事があります。
しかし、退職を考える原因はほぼ同じ理由によるものが多く、その殆どが精神的なものです。
理由を大きくまとめてみました。
退職理由ランキング
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人間関係
・閉鎖的空間で同じ人と接するケースが多いので1度こじれると大変
・セクハラ・パワハラ
・顧客とうまくいかない
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給与が安い
・サービス残業が多い
・仕事に見合った給与が貰えない
・給与が上がらない
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仕事が評価されない
・自分の成果に対して、給与が上がらない。
以前、営業職をしていたのですが、全てに当てはまります。
他業種から見れば、スーツを着て涼しいところで自分の好きなことをやっている。
そんなイメージをよく持たれますが実際は熱くてもスーツを着て、場合によっては外で商談をしなくてはならないなど、過酷な労働条件でした。
また、社内業務も多く売り上げが悪い時などは上司から絶えず嫌みを言われるなど、肉体的にも精神的にも辛い職種だと思います。
ごく一部のトップセールスは別ですが売り上げが上がらなくては給与も上がりません。
なんとかノルマをこなす程度の仕事しか出来ない場合には、サービス残業なども考慮した上、時給換算すれば最低賃金レベルの月もあるはずです。
精神的に壊れる前に退職をするべき
どんな仕事にも我慢は必要。
ただ、ストレスをため込みすぎると大変な状況になってしまうこともあるのです。
知り合いの経験談なのですがある日突然、会社に行けなくなってしまったそうです。
「うつ病」の発症です。
うつ病の怖いところは、突然症状が重くなってしまう事にあります。
彼の場合も前日までは通常どおり仕事をしていました。
平成14年に厚生労働省の発表で「うつ病」の有病率は6.5%、15人に1人が生涯に1度は発症する可能性があるというデータが出ているのです。
うつ病になった方へアドバイスをと思うのですが何をやっていたのか、どうやって克服したのか殆ど覚えていないそうです。
言葉は悪いかもしれませんが、そのうつ病を発症した知人いわく、「うつ病」とは精神崩壊だそうです。
彼は運よく半年程で完治する事が出来たのですが、多くの方が社会復帰できずに苦しんでいます。
うつ病になりやすい職業ランキング
精神科医がうつ病になりやすい業種をまとめたものがあります。
- 教師
- クレーム担当
- プログラマー
- 外食チェーンの店員
上位を全てホワイトカラーが占めています。
クレーム担当やプログラマーに多い理由は長時間労働や顧客との対応によるものです。
そういう意味では事務職や営業職にも同じことが言えます。
会社に行きたくないと思ったり、向いていないと考え始めたりを長期継続している場合には退職を考えた方が良いのかもしれません。
製造業、建築業は人材不足で選び放題
今、日本の製造業は深刻な人材不足に陥っています。
私は「うつ病」完治後に営業職を退職し、製造業の管理職を務めているのですが、とにかく人材があつまりません。
平成29年1月の有効求人倍率は建設業が3.61、製造業が1.34と数字を見ても人材不足が明らかです。
もちろん、介護やサービス業といった求人倍率の高い業種もあるのですが精神的に疲れた方には向かないでしょう。
製造業に転職する際のメリット
- 対人から対物になる
上司や同僚との付き合いはありますが基本的に製品との仕事です。
- 労働に見合った給与が貰える
ホワイトカラーと違い働けば働いただけ給与として反映されます。
一部企業は除きますが残業代も払われるので働き甲斐はあります。
- 今までの経験が大きく役に立つ
顧客とのやりとりやパソコン操作などを行って来たことが他社員との差別化になります。
- 自分の好きな業種を選べる
人材不足の為、ありとあらゆる業種の求人があります。
精神的な辛さを選ぶか肉体的な辛さを選ぶか
ゆっくりでいいのです。
急ぐ必要はありません。
確かに肉体的にはきついかもしれませんが精神的には余裕ができるはずです。
自分に合っていれば製造業を続ける事もいいでしょう。
製造業でも今までのキャリアがあれば部署の変更を要望する事も出来ます。
私は製造業に残り、工場長という立場を任されるまでになりました。
精神的に余裕が出来れば、ゆっくり考える事が出来ると思います。
もう一度、ホワイトカラーを目指すことも出来るのです。
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