池田屋ランドセルの調査|モノ作り(ランドセル)に込めた想い

※当記事はアフィリエイト等を目的として、取材費又は商品の提供を受けた上で記事を掲載しています。   

池田屋ランドセル

「池田屋ランドセル」という言葉を聞いたことはありますか。池田屋カバン店は 「鞄」を製造しており、その中でも「ランドセル」に非常に力を入れている企業です。そのため、多くの方から親しみを込めて「池田屋ランドセル」と呼ばれています。

かなり企業としての歴史は長く、1950年に創業し、今日に至るまで早い時期から「ランドセル」に力を入れて企業として生きてきました。

もちろん研究している時間が長ければ良いと一律に言える訳ではありません。しかし、ランドセルに向き合ってきた時間的な事実は成果になろうとそうでなかろうと変わることはありません。徹底してランドセルと向き合ってきた事実が池田屋にはあるのだと思います。

今回の記事ではこの「池田屋ランドセル」について紹介したいと思います。

池田屋ランドセルのコンセプト

池田屋のランドセルが選ばれているのには明確な理由があります。その理由は

厳選したよいもの

お客様の立場に立ったものづくり

を徹底しているからではないでしょうか。ランドセルというと、どのようなイメージがありますか?

多くの人は小学校で利用するための鞄を連想することがあると思います。もちろん、小学校以外にも使う用途はあるのかもしれませんが、一般的には小学生のための鞄です。実はランドセルからは多くのことが学べます。それは、ランドセルというモノを大切に使い続けることの素晴らしさを自然と身につけられるということです。

小学生にとって、多くの出来事はまだ未経験であり、モノを大切に扱うという考え方や発想もまた学ぶことができます。ランドセルは小学校生活の6年間の中で、継続して利用する鞄です。

子どもたちの成長には目を見張るものがあり、6年という期間の中では多くのことがランドセルを襲うでしょう。その6年という長い時間をかけても壊れることなく、安心して鞄としての機能を果たすことが求められます。

また、ランドセルは子どもたちの心身の成長を見守り続けるとも言えます。だからこそ、池田屋では、鞄づくりで培ったモノづくりへのノウハウと匠の技を、ランドセルにも遺憾なく発揮しているようです。1950年に創業し、鞄一筋で経営をしてきたその力が発揮されているのですから、誰もが池田屋ランドセルには期待をしてしまうのではないでしょうか。

そんな長い時間の中でも、決して止まることなく反省と努力、そして改良を重ね、表層だけではなく、使ってこそわかる、「子どもたちにとっての最高の逸品」を作り続けています。

池田屋ランドセルが選ばれる理由

池田屋さんのランドセルが選ばれるのには明確な理由があります。では、一体どのような理由から池田屋ランドセルが求められているのでしょうか。その点を詳しく紹介していきます。

池田屋ランドセルがもたらした新発想

ランドセルを作るとき、牛革なら牛革、人工皮革なら人工皮革というように、同じ素材だけを使うのが未だに業界の常識となっています。もちろん一つの素材でランドセルを作らなければならないというルールは存在しません。面白いもので業界の商習慣というのは全体を巻き込み、このように統一したルールの中で競争を繰り返すようになります。

そんな業界の商習慣の中において、池田屋ランドセルは新しい常識を創造すべくこの業界の古い習慣を壊すチャレンジを行いました。それが、素材をひとつだけを利用するのではなく、牛革と人工皮革の特長を最大限に活かした新発想のランドセルづくりです。

実際に素材にはそれぞれの良さがあります。例えば、強度が必要な部分には引裂きの力に強い牛革を利用する方がランドセルを利用するシーンを考えると間違いなく良いとされています。しかしながら、濡れやすい部分には防水性に優れた人工皮革を適材適所に採用することでひとつのランドセルの耐久性を向上させています。

このように古い習慣を良しとせず、常に反省や改良を繰り返す企業の姿勢が良い商品を生み出させることに繋がっているようです。

編集部
確かにランドセルの使い方をずーっと考えている企業だからこそ、いろんなことに気がつくのかもしれないね。

 

編集部
うん、耐久性とか防水性って子供にとってみれば本当に大切なポイントだよね。子供が使うことをきちんと考えてくれているんだなって実感できるね。

池田屋ランドセルのシンプルなデザイン

最近のランドセルは本当に多くのカラフルな商品が販売されています。子供の多様性を尊重している非常に面白い試みであると思います。しかしながら、編集部では6年という長い年月をかけて利用する点に着目しました。

よく昔からシンプルイズベストなどと言われていますが、この6年という歳月を考えるとこの点は当てはまるのではないでしょうか。というのも、ランドセルは6年という長い時間を共にする道具です。だからこそ飽きがこないデザインにたどり着くのではないでしょうか。

実際ランドセルはそんなに安い価格で購入できるものではありません。だからこそ長い間自分と共にいるシンプルなデザインを提案するのが、どの年齢としても付き添える、デザインとしての最終形になるのではないでしょうか。

事実、奇抜な色味を購入してしまった家庭で、あまり長く奇抜なランドセルを使うことができなかったなどの感想もネットなどには出回っています。6年という長い時間をランドセルと共に歩んでいけるよう、最大限の配慮をしてくれています。

6年間使えるランドセル

最初からなんの疑いも持っていないかもしれませんが、「ランドセルは6年間使う」という考え方が一般的です。しかしながら、本当にランドセルは6年間という長い年月の間利用されて、耐久性に問題はないのではないでしょうか。編集部でもこの点話をしたのですが、自分が小学生のころどうだったのかを話し合って見ました。

編集部
ランドセルって小学校6年生までしっかりと使えたっけ?
編集部
ううん、僕の場合は小学校5年生の頃に紐のところが切れてしまって使えなくなってしまったんだよ。
編集部
そういえば僕も5年生くらいの頃に色が剥げてしまって、あまりにもみすぼらしいから違うバッグを背負って学校に行っていたよ。
編集部
なんか当たり前に考えていたけど、ランドセルを6年間使い続けるって本当に大変なことなんだね。

と、編集部で話をしてみたらこんな感想を一様に持っていました。しかし、しっかり使える耐久性を、あたりまえの事のように手間をかけ続け向上させてきたのが池田屋ランドセルです。少し細かいことを説明すると、本体内部の独自ハイパールフレーム構造で頑丈にし、さらに大マチは3種類の樹脂板で型崩れ防止をする。3本ステッチで縫い上げた引き裂きに強い牛革ベルトにする。どれも欠かすことの出来ない大切な工夫になっています。そして、これらの耐久性を実現するために、一般的には行わないような工程が数多く存在しており、池田屋ではそれら全てに手間を惜しまず丁寧に仕上げているからこそ耐久性に自信があり、しっかりとした商品を皆さんに届けることができるようです。もちろん、生産に時間はかかりますが、子どもたちのことを思い、すべての作業を行っているみたいですね。

池田屋ランドセルは背負いやすさが違う

ランドセルは頑丈でなければならない理由は先ほど説明しましたが、ランドセルを背負う人は小学生です。ましてや小学一年生となると、そのランドセル自体の重量や軽く感じる工夫などが求められるのではないでしょうか。そして実際に池田屋のランドセルは子どもたちの体にやさしい工夫が詰まっているようです。

重量を軽くすることももちろんですが、池田屋ランドセルの工夫としては、そのランドセルのベルトにあります。実は、背負いやすさはベルトで決まると言われており、その重さの負担を軽減するため、材質と形状には特にこだわりを持って作っているようです。これは素材をどのようなものにするかという、モノ自体が持つ特徴を利用する方法を採用しています。素材としては肩へのフィット感と強度に優れた牛革を採用しています。また、人間工学に基づいて設計されたフィットラインベルトと、独自開発の背カンで肩ズレや食い込みを解消しています。あまり人間工学というのは馴染みがない言葉かもしれませんが、しっかりと人としての働きを科学し、より良い快適性を追求しているのが優れたポイントになっているのではないでしょうか。

子供にとって「重い」ということを実感させるのは大変なことです。だからこそ、少しでも快適に、より良い小学校生活を過ごしてもらおうという企業としての心遣いが見えるのではないでしょうか。

池田屋ランドセルの保証

池田屋ランドセルが非常に優れているポイントとして編集部が捉えることができたのは何よりもその保証の手厚さにあると思っています。というのも、池田屋ランドセルは6年間完全無料修理を実現しているのです。

これってものすごいことではないでしょうか。一つの商品を6年という長い時間の間、完全に修理無料にするというのもすごい案だと思うのですが、壊れてしまった理由を一切問わないということは他にはないと思います。通常の企業であれば、何かしらの理由を探り、それはお客様都合による破損や故障のため、責任はおうことができないなどと言われてしまうポイントです。しかしながら、池田屋ランドセルでは6年という長い間ずっと保証をつけているのです。この理由を求めない保証は私たち編集部から見ても、とてもお客様のことを考えたサービスであるという印象を受けました。

実際にこれはこのようなサービスを実現するためにどれだけ多くのハードルをクリアしているのか、少し調べてみたいと思います。というのも、これだけの保証を実現するには多くの課題をクリアしているように推察できます。事実、池田屋では6年間の無料修理保証を実現するために、「基本設計」、「部品」、「素材」、「デザイン」まで、すべてオリジナルで作っているようです。ただ、これだけの生産を自前で行うからといって、対応が当たり前に出来るわけではありません。池田屋として、お客様に本当に良い商品を提供したい。そういう気持ちからの保証内容になっているのではないでしょうか。

そして、修理としてのご意見が多いパーツについては時間をかけて改良し、通常ではしないような補強をして作り上げた池田屋のランドセルだからこそ、お客様に喜ばれているのではないでしょうか。そして、このようなフローをへて、非常に堅牢で修理の頻度が少ないランドセルが完成しているのだと思います。画期的な6年間の完全無料修理保証はこの品質があるからこそ出来るサービスなのだと編集部は実感しています。

編集部
6年間の完全無料修理保証って本当に素晴らしいサービスだよ。
編集部
そうだね、自分たちの作っている商品が本当に良品質だと自信を持って言えるからこそ、提供できるサービスだね。

池田屋のモノづくり(ランドセル)

つくり手の想い。

私たちは静岡県のちいさな鞄屋として創業しました。戦後の復興の中、より良い商品を販売することを目指し日々を積み重ね、その中でこれはこんな作りにしたら使いやすいのでは?ここを改良すれば丈夫になるはず。など独自のアイデアがいくつも生まれてきました。それをアイデアだけにとどめず、使い手の立場に立って企画開発し、工夫をこらして努力して形にしていく。これが販売するだけではない、メーカーとしての池田屋の特徴となっています。
この想いは、創業時そのままに受け継がれています。

品質への想い。

池田屋基準の品質を維持するために、部品などの管理、改良を徹底して行っています。すでに世に出た商品でも改良案があれば、すぐに部品や部材の変更をし、より高いクオリティの製品作りに努めています。より高い品質基準を実現するために、惜しみなく時間と手間を掛けています。

 

会社名 有限会社 池田屋カバン店
所在地 静岡市葵区呉服町1-6-7
代表 池田 浩之
設立 1950年(昭和25年)4月
資本金 600万円
直営店舗 ■清水店(創業店)
〒424-0817 静岡市清水区銀座11-1
TEL:054-366-5640 FAX:054-366-5644
営業時間 10:00 – 19:00
水曜定休(7月-8月は水曜営業 12月31日・1月1日は休業)■静岡店
〒420-0031 静岡市葵区呉服町2-8-3 2F
TEL:054-255-9173 FAX:054-255-9170
営業時間 10:00 – 19:00 年中無休(12月31日・1月1日は休業)■浜松店
〒430-0926 浜松市中区砂山町323-16
TEL:053-456-8851 FAX:053-456-8852
営業時間 10:00 – 19:00 (12月31日・1月1日は休業)

■東京銀座店
〒104-0061 東京都中央区銀座5-8-20銀座コア3階
TEL:03-3289-8983 FAX:03-6215-9680
営業時間 11:00 – 20:00 年中無休(12月31日・1月1日は休業)

■大阪梅田店
〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町3-1
グランフロント大阪ナレッジキャピタル 3F
TEL:06-6375-8689 FAX:06-6375-8688
営業時間 10:00 – 19:00 年中無休(12月31日・1月1日は休業)

従業員数 60名
事業内容 鞄•バッグの企画開発•仕入れ•販売

池田屋のMISSION

企業には必ずMISSIONがあります。どのようなことを使命として捉えているのか、その点は企業の考え方を知るうえで非常に重要なポイントになります。ここでは池田屋がどのようなMISSIONを持っていると打ち出しているのか、その点を引用し紹介したいと思います。

私たちは、商品や情報の提供に止まらず、企業活動を通じて、日本文化、地域経済、次世代、地球環境など、地域や社会が抱える課題解決に貢献していきます。

  • オリジナル商品を通して、日本のモノづくりの素晴らしさ、日本文化の良さを伝えます。
  • 積極的に地域や社会の活動に関わり、地域の活性化を支援していきます。
  • 様々な研究機関や大学と連携し、豊かな未来づくりに挑戦していきます。
  • なかでも、次世代を担う子ども達のために、他の活動団体とも協働、支援しながら、「子ども思いの森」の活動を通して、健やかな成長を応援していきたいと思います。

池田屋ランドセルまとめ

今回の記事では池田屋ランドセルについて様々な紹介を行いました。その中で編集部が特に感じたことは、商品は常に届けるターゲットが明確であってこそ、良品質なモノが提供できるのだということです。

池田屋ランドセルには様々な想いが込められているのは紹介した通りです。しかしながら、その想いを誰にどのように届けるのかまできちんと考え、実行することが必要であるように感じました。

その点で考えると池田屋のランドセルは非常にターゲットがはっきりしています。はっきりしているからこそ、利用者が快適に使用するためにはどのような工夫が必要なのか、また商品の利用開始時期や利用終了時期をしっかりと見据えているからの保証体制など、考えが練りこまれている部分は非常に多かったように思います。

技術や想い、そして歴史を考慮しても非常に優秀な企業であるのではないでしょうか。