ジェムケリーを調査|「中野猛」社長が率いる企業

ジェムケリー(GEMCEREY)とは!?

「ジェムケリー」というブランドをご存知でしょうか。ジェムケリーという言葉を聞いて芸能人を起用したジュエリーCMを思いだす人もいるのではないでしょうか。先ほど記載した通り、ジェムケリーはジュエリーを取り扱うブランドです。編集部としては常々「ジュエリー業界」に対する興味がありましたので、今回の記事ではジェムケリーを調査しながら、ジュエリー業界を深掘っていきたいと思います。

ジェムケリーってそもそもなんのブランド?

みなさん、ジュエリーと聞くと何を一番初めに連想しますか?ほとんどの人は少し高価で、主には結婚式などに用いる宝石などをイメージする人も多いのではないでしょうか。この言葉が「ジュエリー」ではなく、「指輪」や「ネックレス」などというアクセサリーを連想するワードであれば話は違うかもしれませんが、ジュエリーというと、どうしても宝石のイメージがまだまだ根強いのではないでしょうか。

実際にジェムケリーがかつて売り上げを創出していたメインの事業もジュエリーであり、今もなおジュエリーブランドとしてその企業価値を保っています。

ジェムケリーは社名変更をしている

ジェムケリーと聞いて名前がわかる方も大勢いらっしゃると思いますが、今は「株式会社リブート」という社名に変更を行なっています。社名が変更にはなりましたが、代表取締役社長を勤めている「中野猛」さんは未だに健在です。では、一体どのような理由で社名変更をしているのでしょうか。その点について迫っていこうと思います。

ジェムケリーの社名変更の理由

ジェムケリーを率いる代表の「中野猛」さんは変わらずにいるのに、なんで社名を変更するのでしょうか。そのような思いを持っている方もいるかと思います。基本的に会社が成長する中で、社名を変更する理由はたった一つだと編集部は捉えています。それは、「今後進めていくビジネスをどのように厳しい一般消費者に理解してもらうのか」。そういった意味で、社名という言葉に大きな思いを託すのではないでしょうか。

ここでジェムケリーの社名に対する変化をご紹介しておきます。

  • 1992年08月 有限会社SONSHI設立
  • 1992年11月 株式会社SONSHIに社名変更
  • 2002年09月 株式会社GEMCEREY(ジェムケリー)に社名変更
  • 2014年10月 株式会社Reboot(リブート)に社名変更

このようにジェムケリーの歴史を紐解いて行くと、実際に3度社名が変更になっています。有限会社から株式会社への変更については社名変更に入らないのかもしれませんが、こちらにて念のため記載をしました。

では、このそれぞれの社名を変更するタイミングで何の意図を持って社名を変更させてきたのでしょうか。その点について記載をいたします。

まず1992年11月の株式会社にした経緯は単純に場所の移動が関係しているようです。移転する先の場所は「京都」であり、今も京都にてビジネスを行なっていることから、腰を据えて京都でビジネスをしていこうと決めたのではないでしょうか。

次に2002年9がつにおける社名変更です。1992年の株式会社への組織変更から実に10年という時間が流れていますが、実際にこの時にGEMCEREYという社名変更は見据えられていたのかもしれません。というのも、実は1993年にジェムケリーは宝石事業部を開設しています。そこから宝石専門店の「ジェムケリー」をオープンし、その店舗の拡大を続々としていった背景があります。そしてビジネスが軌道にのったその時に、社名を変更しさらなるビジネスの飛躍を狙ったのではないでしょうか。

また、ジェムケリーに社名を変更した際の狙いとして考えられるのは、インターネットや文献を確認すると「顧客層を大きく広げ、全世代をターゲットとしたジュエリービジネスの展開する」というところに落ち着く気がしています。実際に「ケリーハート」というブランドを展開し始めたのがこの時期になっていますので、ビジネスとしてさらに多くの人に訴求を強めたい。そういった思いから社名を変更しているようです。

そして、2014年10月にジェムケリーから「株式会社Reboot」へ変更を行なっています。この変更についての解釈は現在の株式会社リブートのホームページのロゴの由来から読み取ることができるのではないでしょうか。その点について引用します。

不可能と言われることを実現する
ペンローズの三角形

1950年代に数学者ロジャー・ペンローズが「不可能性の最も純粋な形」として考案したモチーフ。「Re」という再生と循環の中で不可能と言われることを実現するという理念を込めたロゴマークです。

ジェムケリーを率いる「中野猛」は一体どんな経営者なのか

会社ホームページの「代表挨拶」を見てみるとわかることですが、積極的な変化をして行く姿勢を持っている人物の印象を受けています。また挨拶の冒頭には「新しい時代を切り拓く」という言葉があります。この2つの印象から考えられるのは、積極的な変化の姿勢を企業に定着させることによって、新しい時代を切り拓いてく企業になろうというメッセージだと思います。

日本だけでなく、企業は基本的には厳しい競争に晒されています。これは競合する企業が基本的には市場で成果をあげようと企業努力をしているため、何をしない状態においてはただただ企業価値を後退させてしまうことを意味しています。つまり、変わらないということは、競争社会においては「悪」でしかなく、いつか淘汰されてしまう危険を孕んでいます。

また、時代の進行によって消費者自体のニーズも変化して行きます。ライバル企業にだけ負けないようにしていてもなんの意味もありません。消費者自体が興味を持つかどうか、最終的にはそれが購買に繋がるため、その点のリサーチを忘れてしまうことも大きなリスクです。

このようなリスクを知っているからこそ、「積極的に変化しよう」、「その変化によって新しい時代を切り拓く企業であろう」という意気込みを伝えているのではないでしょうか。参考までに「中野猛」さんの挨拶文を引用しておきます。

今から100年後の日本の未来は どうなっているか? 今、この私のメッセージを読んでくれている皆さんもこの世に恐らく存在しないと思います。 もしかすると遺伝子治療などが更進歩して150歳くらいまで寿命が延びて、新たな時代や全く違う価値で人々は生活しているかも知れません。 創業から26年目に突入したリブートグループもいろんなカタチの事業が社内で産声をあげ現在のグループを形成してくれています。 私たちは、更にここから変化して次世代の仲間にバトンを渡さなければなりません。変化し続けてるものだけが未来を予測できるのだと思います。 ダーウィンが言葉を残しています。

私たちは100年後も存続する会社として更に変化してまいります。

ジェムケリーが属するジュエリー業界の市場規模

どこかの企業を調査する際に、編集部が気になってしまうのは、そこの業界が属している市場の規模はどれくらいあるのだろうか?という定量的な数値がどうしても気になってきます。例えば年商50億円の企業を調査する際には、市場規模が500億円なのか、5000億円なのかによってその企業が占有している割合が大きく異なってきます。市場の10%の割合を保有していると、業界の中では大手である印象を受けますし、逆に市場の1%を占有しているのであれば、今後さらに伸び代がある業界だなと感じます。つまりその市場規模と、その企業の売上高によって大きく受け手の印象は変わってしまうものではないでしょうか。そういう意味でも今回は市場規模をしっかりとリサーチすることにいたしました。

市場規模の推移予測

市場を予測する際に非常に便利なのが既にリサーチをしてくれている「調査機関」によるリサーチです。今回は矢野経済研究所のデータがあったので引用をして紹介させてもらうことにしました。

2017年の国内宝飾品小売市場規模は9,468億円、前年比100.6%と微増

2017年の国内宝飾品(ジュエリー)小売市場規模は、前年比100.6%の9,468億円と、2年続いた縮小基調から一転、プラス成長となった。年初から徐々に株価も上昇、景気回復感が高まりを見せる中で、宝飾市場も次第に回復をした。年後半には金価格も上昇し、クリスマスシーズンの購買も拡がった。

◆ 2020年の国内宝飾品小売市場規模は1兆17億円と堅調推移を予測

2020年の国内宝飾品(ジュエリー)小売市場規模は、1兆17億円を予測する。今後大きく伸長することは難しいものの、国内景況感の改善が見込まれるなか、2019年に予定されている消費税率引上げ前の駆け込み需要、2020年の東京オリンピック・パラリンピックにおけるインバウンド(訪日外国人客)需要や国内需要などが期待されることから、市場は堅調に推移するものとみる。

※出典:矢野経済研究所:宝飾品(ジュエリー)市場に関する調査を実施(2018年)

いかがだったでしょうか。ジュエリー業界の市場がどれくらいになっているのか、その市場規模を数値的な側面から知ることによって少しは理解しやすい記事になってくれたのではないでしょうか。この引用の中で私たちが気をつけてみるべきところは実際にどれくらいの市場規模があるのかという点、そして現在その市場規模はマイナス成長なのか・プラス成長なのかという点、また中期的な期間において市場の規模は成長するのかという未来予測の点だと思います。

このような点をしっかりと見てみることによって、その市場が理解しやすくなるのではないでしょうか。そういう意味でいうと、このジュエリー市場はまだまだ成長していく分野であると捉えることができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。一つの企業をフックに業界のことを調べてみましたが、少しはジュエリー業界について理解が深まりましたでしょうか。今回はジェムケリーというブランドを例に紹介しましたが、これ以降は編集部でもこのような形で市場の調査を進めて報告をしていきたいと思います。

何か調べて欲しい業界、企業などあればお問い合わせから是非とも送ってください。お待ちしています。