就活うつになる理由とは?その対処法と相談窓口5つ

就活うつ

就活うつとは?

「就活うつ」とは、学生が就活中に感じる過度なストレスから、うつ(鬱)を発症することを言います。

就活生の7人に1人が、「就活うつ」状態になっているという調査結果もあるほど、身近な脅威です。
参考:調査活動 | NPO法人 POSSE

自殺にもつながる就活うつの危険性

「就活うつ」を「甘え」と一笑に付す方もいますが、症状が悪化すれば、引きこもりや自殺へとつながる場合もあり、とても危険です。

本記事では、学生が「就活うつ」になる理由と対処法を説明します。その後、「就活うつ」になってしまった場合に、頼るべき、相談窓口をご紹介することで、「就活うつ」で苦しむ学生を少しでも減らすことを目的としています。

就活うつになる理由と対処法

この章では、「就活うつ」になる理由と対処法を、簡単に3つ紹介したいと思います。

理由1:内定がもらえない

就活生は、内定がもらえないと、自分の全てが否定されているように錯覚してしまいます。

「就活の合否は優劣ではないのだから、そんな風に自分を追い込むな」とアドバイスする人もいます。確かに、正論ですが、言葉1つで意識が変わるほど、「就活うつ」は、単純な話ではないのです。

求めているのは慰めではなく結果

なぜなら、就活生は、慰めの言葉ではなく、実際の結果(内定)を求めているからです。

そのための現実的手段として、もう少し視野を広げてみると良いでしょう。

例えば、志望業界・職種を変える、ベンチャーを受ける、エージェントを利用するなど、就活のやり方は1つではありません。

いろいろと試してみて、自分に合っている就活の方法を見つけましょう。

理由2:他者との比較

周りの友人・知人が、次々と大企業から内定をもらっているにも関わらず、自分だけが内定をもらえない、あるいは、もらえても志望とは異なる場合、劣等感にさいなまれることがあります。

特に、就活を大学受験の偏差値競争と同じように考えてしまっている場合は、そうなりがちです。

解決策として、ちょっと強引な方法かもしれませんが、周りとの通信手段を全て物理的にシャットアウトしてみるのもいい方法だと思います。

友人関係は、多少悪化するかもしれませんが、「就活うつ」になってしまうよりは、良いでしょう。

どうしても、他者と比較することが、やめられない人にオススメの方法です。

理由3:失敗経験がない

これは、順調に人生を歩いてきた人が、陥りがちな理由ではないでしょうか。
特に、大学進学まで順調なエリートコースを歩んできた方々が直面しがちな理由です。

大学までは学業の成績のみで評価を得ることができますが、社会では学歴よりも人間性・コミュニケーション能力を求められます。

学業、部活、恋愛など、特に大きな失敗をせず経験してきた人にとって、就活は初めての大きな挫折となりえます。
ただ、それを乗り越えると、人間としても成長できると思いますので、失敗の原因をしっかり分析した上で、次につなげていくと良いと思います。

就活うつかな?と思った時の相談窓口

この章では、「就活うつ」になってしまい、自分ではもうどうすることもできなくなった学生のために、相談窓口を5つ紹介します。

無料のサービスも多いので、気負わずに、まずは相談してみましょう。

よりそいホットライン

公式サイト:http://279338.jp/yorisoi/
相談電話番号:0120-279-338
対応可能日時:24時間(無料)

24時間対応してくれて、相談料金が無料なのは、本当に素晴らしいです。就活中のちょっとした空き時間などでも、気軽に相談することができるので、とても貴重なサービスだと思います。

NPO法人 国際ビフレンダーズ東京自殺防止センター

公式サイト:http://www.befrienders-jpn.org/
相談電話番号:03-5286-9090
対応可能日時:夜8時から翌朝6時まで(無料)

「就活うつ」の方で、夜眠れないという人は多いと思います。こちらのサービスは深夜の時間帯に対応しているので、眠れない人も安心して利用することができますね。

自殺防止センターというと、少し大げさに思えるかもしれませんが、些細なことであっても、自分が悩んでいると感じるならば、相談してみると良いでしょう。

こころの健康相談統一ダイヤル

公式サイト:http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000117743.html
相談電話番号:0570-064-556
対応可能日時:都道府県ごとの自治体による

厚生労働省による公的なサービスです。対応可能な時間帯・曜日は、都道府県ごとに異なりますので、公式ホームページから確認してみてください。

精神保健福祉センター

公式サイト:http://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/mhcenter.html

うつ病など心の病を抱えている人の自立と社会復帰を支援する施設です。各県にそれぞれ1つは設置されています。

相談電話番号、対応可能日時などは公式サイトからご確認ください。

cotree(コトリー)

公式サイト:https://cotree.jp/lp/self_career

公式サイトから、会員登録した後、自分が話したいと思うカウンセラーを指定して予約します。

有料で、45分/4000円〜と値段も高いですが、専門的なアドバイスを聞くことができるため、無料サービスでは満足できなかった「就活うつ」の方は一度、試してみる価値はあると思います。

就活うつの原因と対処法まとめ

本記事では、「就活うつ」の理由・対処法(3つ)、相談窓口(5つ)について、述べました。

冒頭でも述べた通り、「就活うつ」の発症者数はとても多いです。ここまで、心を病んでいる人が多いと、就職活動の仕組みそのものに疑問を感じてしまいます。

しかし、不平を口にしても、現状を変えることはできません。ぜひ、「就活うつ」に苦しんでいる人は、現実的な打開策として、本記事でご紹介した対処法や相談窓口を試してみてほしいです。

この記事が「就活うつ」で悩んでいる学生に少しでも参考になれば、嬉しい限りです。