新卒者必見!最終面接合格のポイントとは?

最終面接




就活の最後の段階である最終面接。内定まであと少しですが、ここで気を抜いてはいけません。面接官も一般的には社長をはじめとする会社の幹部ですから、緊張しますよね。一次・二次面接では、応募者の能力や適性、基本的なスキルがあるかを確認することが目的ですが、最終面接では、本当に自分の会社に入ってほしい人材かどうかを判断します。

それだけに、応募者は心の準備とともに、しっかりと対策をたてておくことが必要です。今回は、最終面接に合格するためのポイントについてお伝えします。

最終面接では何を見られているか?

最終面接まで進むと、もう内定がもらえたと同じと考えがちですが、実際には落ちている人がかなりいることも事実です。経営のトップから総合的に判断される面接では、意外と些細な理由から不合格になることもあります。社会人としての言葉遣い、立ち居振る舞い、印象は、一次・二次面接のときよりも見られています。また、会社にとっても応募者にとってもメリットがあるかどうかなども判断されています。そこで、一番大切なポイントは、入社への意志と熱意を見せることです。

入社への意志と熱意

最終面接では、応募者が会社の人材として好ましいかどうか、仕事で活躍してもらえるかどうかについて見られています。スキルだけでなく、人間性や個性なども含めて総合的な判断が行われます。

そこで、ポイントは、その企業に入りたいという強い意志と熱意を伝えることです。最終面接に落ちた学生の中には、志望順位について聞かれたときに正直に「第三志望です」と答えているパターンがよくあります。いざというときのために、ひとつでも多くの内定が欲しいのであれば、たとえ第三志望の会社でも、嘘でも構わないので第一志望であると伝えて、その理由もしっかりと述べましょう。

新卒の場合、まだ経験や実績がないので、企業に入りたいという熱意を伝えることが大切です。最終面接まで残った学生は、スキルについては問題ない人ばかりですから、ここで「熱意の強さ」で差をつけられるでしょう。最終面接では入社したいという強い意志が最も重要視されるのです。

※志望動機を再度練り直しておく

働きたい意欲をアピールするには、志望動機の内容を再度確認しておくとよいでしょう。最終面接でも、志望動機は聞かれます。もう十分考えぬいた内容であるかもしれませんが、再度、企業が求める人物像や企業のポリシー、社長がどのような考えを持っている人かを確認して、これまでの選考過程を通して感じたことなども含めて、自分の言葉で熱い気持ちを伝えましょう。

最終面接ではだれに向かって話せばいい?

最終面接では、複数の面接官がいますが、誰に向かって話したらよいのでしょうか?ここもけっこう大切なポイントです。簡単に言うと、一番偉そうに見える人に向かって話せば間違いがないでしょう。社長がいれば、決定権はおおかた社長にあるのですから、社長に向かって話しましょう。しかし、他の幹部の方にも適宜アイコンタクトをとることは必要です。面接官側で最初に自己紹介があることもありますから、その際にだれが偉いのかを見極めましょう。

逆質問をあらかじめ考えておく

面接の最後に、逆質問を受けた場合は、「特にありません」と答えるのではどうでしょうか?ここで、適切な質問をすることで、さらに熱意を伝えられます。そのためには、事前に質問を考えておくとよいです。経営方針に関わる内容でもよいですし、業務に必要なスキルなどの質問でもいいでしょう。

最終面接の際のポイントまとめ

人対人の面接では、絶対といえる対策はありませんが、自分らしさを出すこともポイントです。あまりに自分を作り過ぎて内定をもらったとしても、入社してから本当の自分とのギャップで苦労することもあるでしょう。また、最終面接で不合格になっても、落ち込まずに、気持ちを切り換えて、次の面接に備えることも大切です。