エントリーシートの書き方のコツと例

エントリーシート

誰でも最初は就活初心者

「エントリーシート(ES)の書き方なんて分からない」。そう思って、インターネットで書き方のコツを調べている人も多いでしょう。どの学生も就活は初めてですし、それは致し方のないことです。しかし、だからといって、適当に済ませていては、採用されるものも採用されません。ここでは、エントリーシートを作成する上で必要な考え方や、書き方のコツや注意点について解説します。

応募企業の求める人物像を理解しよう

応募要項をよく読む

就職活動を始めて間もないころは、とりあえず興味のある会社や、働いてみたい会社へ応募する学生が多いです。ある意味、アルバイトと似た感覚で応募してしまいます。確かにアルバイトでは、それでも問題なく採用されますし、就業後も困ることは少ないです。しかし、正規雇用となると事情が違ってきます。なによりもまず、応募要項をよく読むのが肝心です。応募要項を読むと、来てほしい人材はどんな人かの記載があるはずです。企業の求める人物像を把握することが、就活成功への第一歩です。

エントリーシートに書くべき内容が分かる

なぜ応募要項をよく読むべきかといえば、エントリーシートに書くべき内容が分かるからです。応募する企業が必要としているのは、どんな人材なのかが分かっていないと、ピントのズレたエントリーシートになってしまいます。それでは内定を獲得できません。就活では、就業希望者と企業とのマッチングが重要です。適性が大事だと、よく言われます。適性ありと看做されないと採用されない、不採用になるのはどこの会社も同じです。

自己分析をしなおす必要のある場合

募集要項を読むと、場合によっては、応募すべき企業ではないと分かるケースもあります。そもそも自分はその業界に適していないのではないか。自分のやりたい仕事は違うのではないか、と気づくことができます。適性がズレすぎている場合、運よく内定が決まっても、始業開始後、退職したくなったり、働き続けるとしても辛いだけとなる可能性はありえます。自分の将来のためにも、応募企業の求める人材をよく理解するのは大切です。

書くためのネタを洗い出そう

自分の過去と向き合いネタ探し

エントリーシートに記載すべき内容が分かったら、使えそうなネタを洗い出します。自分の過去を振りかえり部活動、サークル活動、アルバイト経験や交友関係などから、エントリーシートに書くと有効な情報を精査、選別します。ここが一番大事です。思いつくままにエントリーシートの余白を埋めても、趣旨の定まらない書類を作成してしまうだけです。

ネタ収集を終えたら募集要項に合致したESを作成する

活用できるネタを洗いだし終えたら、実際にエントリーシートを書き始めます。そのさいには、企業の採用したい人物像を思い浮かべながら、それに合うように記入欄・入力欄を埋めていきます。志望動機、自己PR、特技や長所・短所など、基本的な考え方はどの項目も同じです。

持っている資格は全部書く

項目によっては、エントリーシートに余白ができることもあるでしょう。例えば、資格欄です。業務内容とあまりにもかけ離れている場合には、書かないほうがよいケースもあります。とりわけ大手企業の採用者は、ピントのズレたESを嫌う傾向にあります。しかし、原則としては、所有している資格に関しては、全て記載しておくのが望ましいです。関係の薄い資格でも、空白だらけよりはマシだからです。

ES作成時の注意点

頑張りますの一点張りはNG

就活開始直後に目立つミスのひとつが、「頑張ります」、「真面目に一生懸命に仕事をします」、「最後まで責任をもって業務に取り組めます」といったアピール方法です。これらは、アルバイトや派遣社員なら通用します。とはいえ、正社員では見向きもされない可能性さえあります。なぜなら、一生懸命に仕事をするや、責任感の有無は、社会人として当然の事柄だからです。やる気があって当たり前です。その上で、あなたなら、その会社にどう貢献できるのかを知りたいわけです。

堅苦しく書く必要はない

エントリーシートひとつ取っても難しそうだと感じるかもしれません。抽象的な書き方や、文語体で硬めの文章をあえて書く学生がいます。難しく書いた方が凄そうに見えるのではないか、と思う学生は大勢います。しかし、難しく考える必要はありません。企業のニーズに合わせて具体的に書くのが、エントリーシートの基本です。ポイントを押さえて書きあげれば、合格率・通過率の高いエントリーシートに自ずと仕上がります。

それでもES作成でつまずいたらどうしたらいい?

就活本を読み返そう

エントリーシート作成のコツやポイントを解説してきました。しかし、実際に書いてみると、思うように書けないのがふつうです。どうしても難しさを感じたら、就活本を買って、見本や例文を参考にするのがオススメです。例文や見本をみながら書くと、コツが掴みやすいです。まずは、お手本を参考にしながら、ああでもない、こうでもないと試行錯誤を繰り返すと効果的です。

就活本を参考にする際の注意点

ただし、就活本ごとにターゲットとしている企業や学生に違いがあります。ある書籍は、中小企業への就職を希望している学生向け。またある書籍は、大手企業への就職を希望している学生向け。就活本によっては、看護師、公務員、テレビ局向けなど、それぞれの業界や職種を意識した構成になっています。そうなると、就活本の方向性は、全く異なったものになっています。就活本を参考にするさいには、自分の希望内定先にマッチした一冊を活用する必要があります。